思いつきdeものづくり

すべては思い付きから始まる・・・

3Dプリンタでのギアの作り方

今日はタイトルの通り、3Dプリンタでのギア製作についてのお話です。

意外と思われるかもしれませんが、3Dプリンタで自分の好きなギアを作ることは可能です。ホビー用途でなら十分な強度もあるかと思います。
今まではギアと言えば買うものでしたが、

3Dプリンタで自作することが今は可能になっています。

しかも複雑な技術もいらないんですよ。
では、早速作りましょう!
あ、モデリングFusion360を使う前提で行きますよー

 

まずはFusion360スクリプトとアドインを選択。

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色々項目が出てくるのでスクロールして、下の方にあるSpur gearを実行します。
すると何だか英語の難しそうな画面が出てきます。

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この画面でギアの諸元を入力するわけですね。

ちなみに、ギアには主に次の3つの要素があります。

・ピッチ円直径

・モジュール

・歯数

そして、ピッチ円直径=モジュール×歯数 です。

とりあえずこれだけ覚えておいてください。
では、各項目で変更するものに関して説明していきます。

 

・Module

いわゆるモジュールです。ギアの歯の大きさに関する数値です。

また、同じモジュールのギア同士でしかかみ合いません。

数値に特に制限はないのですが、計算上偶数にしておく方が楽です。

0.5や1が一般的ですね。私は0.8が好きですが(´・ω・)・・・

とりあえず適当に決めて、大体の大きさをつかむといいんじゃないでしょうか。

 

・Number of Teeth

歯数のことです。

これも偶数にしておいた方が減速比などの計算が楽になることが多いです。

2の乗数(16や32)だと特に計算が楽になると思います。

また、歯数はTで表すことがあります。(8歯なら8T)

 

・Gear Thickness

ギアの厚みのことです。ギアを生成した後でも押し出しなどで厚みは変えられますが、その時の処理がまぁ重いので素直にここで決めましょう。

 

・Hole Diameter

ギアの中心に開く穴のことです。3mmと指定すると直径3mmの穴が開いたギアが生成されます。勿論0mmに指定することも可能ですよ( 一一)

 

・Root Fillet Radius

歯の根元の広がりを指定する数値?です。こればかりは言葉で説明しにくいです・・・

他の数値を決めたら下の方に It must be less than ~mm と表示されるので、例えば

It must be less than 0.87643mm と表示されれば私は0.876と入力しています。


そして設定が終わったら完了をクリック。

今回はモジュール0.8、歯数10で設定しています。

 

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計算と処理が始まってギアが描画されます。

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あとは煮るなり焼くなりお好きにどうぞ。
ちなみにこの作成したギア、ソフトの処理が結構重くなります

計算がかなり多いのでそれだけ重いってことですかね?
また、モジュールに関して、私のENDER2では、モジュール0.5まで実用的な品質で出力出来ています。

これが今のところの最小ですかね。

私個人としては、モジュール0.8か1がオススメです。

強度が欲しいときにはモジュール1を、それ以外のときはモジュール0.8を……って感じで使ってます。

最後に、プリントしたギアがこちらです。結構きれいにプリントできているでしょう?

プリント速度は15mm/sで、これ一つで大体15分かかりました。

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Module0.8 10T ギア